- <これから子犬を飼おうとしている方へ〜モコの大変な経験〜>
子犬を飼われる方の参考になればと思い、モコが我が家に来た頃に遭遇した大変な経験をこのページに記載します。
子犬の時に怖いのは、命に関わるウイルスや細菌による病気ですね。
我が家も子犬を飼おうと思ってから、インターネットで調べたり、近くのブリーダーさんに電話したりで、子犬を購入する場合、ウイルスに触れやすい店頭販売よりはブリーダーさんから直接が良い、生後60日以上が良いとか、そこそこの知識はあったのですが、同じ市内のブリーダーさんが近く出産する予定が無かったこともあり近くのペットショップで1.5ヶ月のヨーキーの子犬(今のモコ)を見て気に入って飼うことにしました。
飼うまでだいぶ待たされた子供たちの喜びは大きく、いつもゲージから出して遊びたい様子でしたが、子犬のころは寝るのが基本だからと言い聞かせ、子犬が疲れないようにゲージから出す時間は守らせました。
そんなでまさか病気になるとは思って無かったのですが、我が家に来て1週間も立たないうちに、ちょっと元気が無いなあと思っていたら下痢を起こしたので、すぐにその日の便とモコを連れてペットショップに相談に行きました。
「慣れない環境で疲れたのでしょう、ちょっと様子を見ましょう」とペットショップの方が言うので、その日はモコを預けて帰りました。
次の日にバルボウイルスに罹っているのでペットショップ契約の病院に入院になったと連絡がありました。
それからモコにとって長い闘病生活が始まりました。やっと我が家に帰ってきたのは、それから1週間以上過ぎてからでした。
帰ってきたとき、吐いたときに出来た毛の固まり、全身から立ち上る薬の臭い、そしてやせ細った体から辛い闘病生活の様子が推察できました。でも食欲はすでに快復しており、見かけよりはすでに元気な様子でした。
ペットショップの方から子犬にとって非常に危険なウイルスですが、入院が早期だったのも幸いしたとの聞きました。
本当に生還できて良かった良かったと家族で大喜びでした。
その後のモコは、何でもよく食べて、よく動き回り、たくましく成長しました。
バルボと聞いて、私が畏れたのは、ウイルスの潜伏期間から見てペットショップで罹患したのは明らかでしたのでペットショップが入院費用が高くつくことから、モコを処分して新しい子犬に代えてしまうことでした。
- 数日過ごしただけですでにモコは我が家を魅了してましたし、命を軽んじるのはどうにも耐え難い感じがします。
その心配は幸いに危惧に終わり、ペットショップの対応は良くて最善を尽くしてくれた様子ですし、入院費用についてもなにも言わすにすべてを負担しました。
話が長くなりましたが、子犬を飼う場合、やはりワクチン接種後の生後60日以上の子犬が良い事、どうしてもそれ以前の子犬を飼う場合はブリーダーさんから直接引き取り、他の犬に接触させないようにする事が、子犬にとって病気にならずに幸せだと思います。
ペットショップのほうも、本当は60日以上からでワクチンも接種して抗体が出来てから販売すべき事は十分承知しているのですが、小さければ小さいほど良く売れるので、60日以前の子犬を店頭に出してしまうと販売の方が話していました。
生後3ヶ月が過ぎると販売価格を落とさなくてならないのも、事実なようです。
たしかに、1ヶ月そこそこの子犬は、すごく愛くるしくて飼いたい衝動に駆られますが、次に我が家が子犬を飼うことがあった場合は、子犬の事を思って、少なくても2ヶ月くらいまで母犬のもとで過ごし、抵抗力のついた子犬を求めたいと思います。
これから子犬を飼われる方は、我が家のモコの身に起こった話を参考にして頂けたらと思います。
ここまで長い話につき合って頂きありがとうございました。
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